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剧情简介
初夏のオフィス街を、大学生の秋山俊夫は高級乗用車を走らせていた。同乗している北島淳、森下、藤枝もみな大学四年生だ。彼らは銀行帰りの郁子の前に車を止めた。彼女は俊夫の父秋山物産社長の秘書である。郁子を無理に乗せ、淳と森下は金を奪った。俊夫はやがて「遊びもこれまでだ」と金をかえすよう命令した。郁子は「大学までいっててロクデナシね」と言い捨てて降りた。ブルジョワ息子の俊夫と藤枝は盗むことに快感を得、森下はその金に誘惑を感じ、淳はなんの興味もなかった。--数日後の夕刻、郁子は同僚の篠原から映画に誘われ困惑していた。待っていた淳は、篠原を無視して強引にパーティに誘った。会場に行くと、大きな拍手が起こった。俊夫たちが郁子を帰国したばかりの新進シャンソン歌手にデッチあげていたのだ。俊夫たちは立往生している郁子を見て喜んだ。ピアノが演奏し始めた時淳が電気のスイッチを...。外国航路から帰ってきた相良は早速恋人の秋子に電話で求婚した。だが彼女は約束の教会に急ぐ途中、交通事故にあった。夕暮れの教会で相良は秋子をいつまでも待ち続けた--。四年の月日が流れ、相良は今、横浜でナイトクラブ“スカーレット”を営むかたわら“逃がし屋”をやっていた。そうしたある日、探し続けていた秋子がグエンと名のる男と店にやって来た。グエンの祖国では革命が起り、直ぐ帰国しなければならない彼は、相良にシンガポール行きの船を捜してくれと頼みにきたのだ。冷たい目で秋子を見つめる相良、むろん彼は断った。この気配を、本国からの反グエン派の手先の佐伯は逸早く察し、警察も密出国幇助罪で相良を調べ始めた。そんななかで秋子は毎晩スカーレットに通い、夫の密出国を助けてくれとたのむのだった。やがて捜査状況も一段と厳しくなってきた。かたくなになっていた相良も今は、秋子の幸せの...。